礼拝の話

2021/02/24 

2月24日(水)聖書 使徒言行録 20章35節 日本キリスト改革派 高知教会 小澤寿輔牧師

聖書の後ろの方に地図がついています。

「新約時代のパレスチナ」のページがあり、そこには1本の川でつながっている2つの湖があります。

1つは北に位置するガリラヤ湖、海抜マイナス213m、世界で2番目に低い所に位置する淡水湖です。

もう1つは南に位置する死海、海抜マイナス430m、世界でもっとも低い所に位置する塩の湖です。

死海は魚などの生き物が生息できず、あるのはヘドロだけで文字通り「死の海」です。

どちらの湖も同じ水源を持っているのですが、何が違うのでしょうか。

それは、流れ込んだ水を流し出せているかどうかです。

ガリラヤ湖はヨルダン川を通して、死海へと水を流すことができますが、死海は死海より低い場所がないので受けた水を流すことはできません。

その結果、流れ込んだ水分はそこで蒸発し、塩分だけが残ることになります。

死海の塩分濃度は約30%、海水の10倍の濃度だそうです。

今朝の聖書の箇所には「あなたがたもこのように働いて弱い者を助けるように、また、主イエス御自身が『受けるよりは与える方が幸いである』と言われた言葉を思い出すようにと、わたしはいつも身をもって示してきました。」とあります。

与えると物理的に自分の持っているものが減ってしまうのではないか、という心配が先立ちそうですが、川が湖に水を送り続けられるように与える側が枯渇することはありません。

受けるだけの人生だけでなく、神さまから豊かにいただいて、豊かに与えていく祝福の人生を歩んでください

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