礼拝の話

2022/04/25 

4月21日(木) 聖書 マタイによる福音書 6章28~30節 日本改革派 山田教会 高内 信嗣牧師

今年度前期は日本改革派山田教会の高内信嗣先生にお話をお願いします。

私の中高生の時のことを思い巡らしていると、いつも劣等感を抱いていたように思います。

勉強ができる人、スポーツができる人、友だちが多い人、そんな人たちを見るといつもうらやましく思っていました。

「ありのままの自分が好き」とか「ありのままの自分がいい」という言葉が大嫌いでした。

「ありのままの自分」は、自分でも嫌になるような、劣等感を覚える自分の姿です。

いつも劣等感を持っていました。

そんな私にとって今日の聖書箇所は、大きな意味があったと思います。

イエスは野の花をよく見なさいとおっしゃいました。

イエスは私たちの目線を小さい花に向けさせてくれています。

神さまが明日どうなるかわからないこんな小さな花をもきれいにお造りになったのであれば、「あなたがたにはなおさらのことではないか」といってくださいます。

自分が隅っこの存在だと思っていたとしても私たちには値打ちがあるということです。

輝くものがあるということです。

自分には値打ちがないと決めつけてはいけないということです。

このチャペルのひと時は特に自分自身の価値に目を向ける時間です。

隅っこのタンポポでも美しいならばなおさらのことです。

私たち自身の価値を、私ならば牧師としての一日の営みの中で、清和のみなさんであれば清和の営みの中で、輝かしていきたいと願っています。

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