礼拝の話

2022/05/19 

5月18日(水) 聖書 箴言 19章21節 英語科 菅田

高校生は今日の進路DAYで自分の進路を考える時を持ちます。

みなさんは「進路」というとどのようなことを思うでしょうか。

学校、仕事、資格…、色々なことがあるかもしれません。

私が中高生だった時も、色々な進路を考えました。

どこの高校に行くか、どんな大学に行くか、どんな勉強をするか、ということでした。

単純に言えば、進学か就職かの2つを考えるのが進路とも言えました。

しかし、大学を卒業し、色々な仕事や人に出会う中で、進路というものは単純ではないと感じています。

進学や就職といったことよりも自分の人生を考えるということが大切と思うようになりました。

どのように生きるか、生き方を考えることが進路を考えることと認識しています。

今日の聖書箇所では「人の心には多くの計らいがある。主の御旨のみが実現する。」とあります。

どんなに自分の生き方を考え計画しても、それがそのとおりにいくとは限りません。

「自分は何がしたいんだろう」「どんなふうになりたいだろう」と考える人もいると思います。

それはやりたいことやなりたいものがないというわけではありません。

沢山の選択肢があって何を選べばいいかわからないが正しいと思います。

逆に自分のしたいことがあっても生涯ずっとそれをしていくことができるとは限りません。

「本当はこれがしたい」と思うまだ見ぬ自分と出会っていないだけです。

これをしたいと一本に絞ることはそれ以外の可能性を消すことにもなると私は思っていました。

生き方や人生を考えることなのですぐに見つかるものではないと思います。

ただそれに向き合い続けることで、少しずつ見つかっていくことでしょう。

私が、今教師ができているのもそれに向き合い続けていた結果と感じています。

出会いの中で導かれた自分の今は縁や何かしらの力が働いたと捉えることができます。

何かしらの力が働いた時に自分の生き方と向き合うことでそれを受け入れる準備ができます。

それが今日とは限りませんが、一日一日を精一杯生きることが大切だと思います。

今日一日、皆さんと共に生き方を考えることのできる一日していけたらと思います。

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