礼拝の話

2020/05/08 

5月8日(金)聖書 マタイによる福音書 11章28~30節 社会科 堀内

最近、健康のことをよく考えますが、そもそも健康とは何でしょう。

最近はWHO(World Health Organization)世界保健機関という名称をよく聞きます。

このWHOが「健康とは何か」という定義を出しています。

Health is a state of complete physical , mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity .

「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、正心的にも、そして社会的にもすべてが満たされた状態にあることをいいます」(日本WHO協会訳)

だそうですが、この定義が1998年に改正され、dynamic , spiritualという言葉が加えられました。

うまく日本語に約するのは難しいそうですが、確かに人間は肉体だけではなく、精神的な部分も持っています。

そして、目に見えるものよりも目に見えないことが大切なことがあります。

聖書には「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる」とあります。

目に見えるものだけでは満たされない、お金や物質的なものでは人は満たされないということかもしれません。

怪我をしたら、腫れたり痛みがあったりですぐにわかります。

しかし内面的な怪我だったどうでしょうか。

気が付かなかったり、気づいてもどうしたらよいかわからずにいることもあると思います。

自分の心の健康をよく取り扱うことは難しいことだと思います。

よい健康状態でいる、というのは本当に難しいことです。

そういうときに、今朝の聖書の「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」と言ってくださる方がいうということを思い出してほしいです。

頼って、委ねてよい方が近くにいてくださる、ということを覚えて学校、家庭で過ごしていきましょう。

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