清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2021/06/24
私は20歳の時、1年間スイスに研修に行きました。
環境が変われば確かに新しいスタートは切れます。
しかし、どこにいても私は私でした。
その自分とどう向き合って生きるのかが問われます。
思い返してみると、日本が嫌いと言っていた私は、国というより、自分自身を受け入れることができていなかったように思います。
周りの環境を変えると、何かが変わると思っていました。
確かに異文化でした。
違いはたくさんありました。
けれど、私自身は何も変わりませんでした。
私たちが神に祈るとき、「神さま何とかしてください」と願うことが多いかもしれません。
けれども祈りの中で本当に変えられていくのは私の方でした。
今をどう生きるのか、与えられている「時」を、どう過ごすか、自分がどう積み上げるのかによって、積み上げたものが過去となり、私に与えられた一生が幸いなものとなるのか、そうでないのか、決まっていきます。
幸いを得るのか、そうでないのかを決めるのは私自身でした。
私たちに与えられている時間はみな平等です。
その時間をどのように使うのか、どのように現状を受け止めるのかで、積み上げられていく私たちの人生は変わります。
神さまはあなたに幸せを与えたいと願っています。
そのために聖書を通して幸せになるためのルールを教えています。
あなたが今日、どのように生きるのか。
ぜひ幸いを得ていただきたいと思うのです。