礼拝の話

2020/09/05 

9月4日(金)聖書 テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 5章16~18節 保健体育科 伊勢脇

予定通り2学期が始まり、19日の土曜日には体育大会があります。

今回、体育大会をするにあたって、例年通りは厳しく、たくさんの制限がある中、高校3年生のリーダーたちは話し合いで、こう話してくれました。

『コロナのこういう状況の中、いろんな行事がなくなっている中で、やっと全校で取り組める行事ができる。勝敗も大事だけど、それよりもこの体育大会をみんなで成功させたい。できることに感謝して、できる喜びをみんなで感じたい。』

私たちは、一人ひとりそれぞれの考え方を持っていて、その考えに基づいて行動し、その結果を積み重ねることで自分の道を作り上げています。

今年の体育大会のテーマは「一意奮闘~今に負けるな~」です。

心を一つのことに集中し、精一杯力を尽くすこと、力いっぱい努力すること、という意味です。

今の状況、制限がある中で、全てにおいて負けずに前に進もう、そういう気持ちを込めて、高校3年生が考えてくれました。

体育大会に向けて、できる場所、できる時間、できる道具、できる仲間、当たり前だと思っていることは実は当たり前ではありません。

そこには陰の力と支えがあります。

見えない力が働いている、見えない力によって支えられている、清和はそれを神さまの愛と信じる学校です。

各組のリーダーたちは、夏休みから何度も集まって話し合いを重ねました。

競技種目の道具は、高校生の種目である玉入れの球を中学生が、中学生の種目であるしっぽ取りのしっぽは高校生が作ってくれています。

私たちが体育大会に向けて取り組む中で、送り迎えをしてくれたり、体操服を洗濯してくれたり、見守ってくれている親の協力も必要です。

安全に取り組めるように考え、準備をしてくれている先生方の力も必要です。

そして、全校生徒のみなさんが各係に入っています。

少ない人数で今年の体育大会を成功させるためには、一人ひとりがとても大切な存在です。

制限がある中で、できることを見つけ、みんなで取り組める喜びと、陰で支えてくれている人への感謝は忘れず心に留めておきたいと思います。

高校3年生にとっては清和で最後の体育大会です。

清和で過ごす3年間、6年間の中で今を生きる力、これからを生きる力、協力して成し遂げる力を養う、体育大会としては最後のチャンスになります。

「一意奮闘~今に負けるな~」というキャッチフレーズには、みんなで心を合わせて祈ろうということも当然含まれています。

体育大会が当日開催できるよう、みんなで祈りもあわせていきましょう。(

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