礼拝の話

2023/06/01 

5月26日(金) 聖書 マタイによる福音書 11章28~30節 数学科 岡村

1月に治療のために手術を受けました。

手術が近づいて来ると当日から退院までのスケジュールの説明も受けました。

当日は手術を受けて、リハビリは翌日からスタートということでした。

初日のリハビリの内容は「ベッドに座る」ということでした。

ベッドに座るということは、仰向けに寝ている状態から横に体を向けて足をベッドの横におろして、背もたれから頭を離して座るという状態です。

想像すると簡単そうですが、手術をした首で頭を支えることが怖くてできませんでした。

察してくれたリハビリの先生は優しく「大丈夫です。もしバランスを崩しても私が支えます」といってくれました。

その後もいろいろなリハビリをしましたが、その日が一番怖かったのを覚えています。

続けていく中で、できなくなっていたことが少しずつできるようになり嬉しかったです。

信頼しているリハビリの先生にいろいろな思いを伝え、理解してもらうことでとても気持ちが楽になり安心してリハビリを行うことができました。

今日の聖書箇所にある「重荷」という言葉を日々のストレスなどに置き換えて考えました。

入院中はリハビリの先生にいろいろなことを受け止めてもらいました。

退院をして仕事に復帰したり、スポーツを再開したりするにあたって希望だけであったわけではありません。

日々の生活でもいろいろなことがあります。

それを受けとめてもらえると、その気持ちが楽になると私は思います。

簡単に共感や受け入れあえる関係になる時もありますし、難しい時もあります。

よい関係を築いていくために日々の生活の中での当たり前の言葉「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」やそれをあらわす表情を大切にしていくことが、共感や受け入れあえる関係つくりにつながると私は思います。

気分が優れない日、昨日と同じような日でも昨日とは違う気持ちの日もあります。

清和には朝の礼拝があります。

校長先生の「しんどいことは礼拝を通してチャペルに置いていきなさい」ということが今回のことで少しわかってきた気がします。

礼拝の讃美歌に元気をもらえるときがあります。

いろいろな人のお話を聞かせてもらう中で気持ちの切り替えができるときもあります。

私が大好きな緑一杯のチャペルの左の風景を見て気持ちが楽になるときもあります。

これからも朝の礼拝の時間を大切にして、気持ちのいい一日を過ごしたいと思います。

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