礼拝の話

2019/11/29 

11月28日(木)聖書 コリントの信徒への手紙Ⅰ 12章26節 音楽科 三浦

みなさんは今ここにどのような思いで座っていますか。

この礼拝の時間は、それぞれが昨日の学校生活を終え、家に帰り、家での生活を過ごし、朝またここに集まって、新しい1日を始めるにあたり、それぞれが抱えている思いをいったんこのチャペルに置いて、学校生活を送るために大切な時間です。

この礼拝の時間は、一人ひとりに自分と向き合い、自分を考え、その先に人生を生きるとは何か、お互いに平和な世界を築くとはどういうことかと考えて過ごしてもらうために用意している時間です。

スマホが普及し、私たちの生活は劇的に変わったといってもよいでしょう。

本当に変化の激しい時代に生きています。

調べようと思えばすぐに何でも調べられる、欲しい物の注文も簡単にできて、すぐ届く生活は便利なことは間違いありません。

でも、変化の激しい、スピードが速すぎる時代だからこそ、ゆっくり流れる時を自覚する必要があると思っています。

ここにいる人たちは、自分の時間をここでの学びのときとして使う者として集められています。

それは生徒のみなさんだけではなく、先生方も同じです。

授業をする側も、受ける側も、1つ1つの授業をしっかりと向き合うことが求められます。

そのために、自分の時間を十分に使うこと。

しなければならないことから目を背けないこと。

大切なのは、自分がここにいるということを自覚すること。

そして、いろいろ抱えている思いを、この礼拝の時間にこの場所に一度置いて、学校生活を送ることです。

試験後にはチャペルクリスマスの練習・そして本番が控えています。

清和にいる誰一人として欠けてはいけない行事です。

一人ひとりの力は大きくはありません。

でも、その一人ひとりの力が1つになることで、大きな力が生まれます。

自分を大切にしてもらいたい、と思うのであれば、自分の周りが大切にしているものを大切にする必要があります。

清和はキリスト教の学校です。

礼拝の時間、キリストの誕生を記念するクリスマスを大切にしています。

その思いを受け止め、残りわずかな授業、クリスマスに向けての練習、しなければならない課題、学校生活に向き合って過ごしていきましょう。

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