清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2022/04/28
今週から通常授業。オーガニクスも始まりました!!
年度初めの行事が終わり、今週から通常時間割での学校生活が始まりました。先週一週間のあわただしさとは違い、落ち着いて授業に取り組めているように感じます。1年生で学んだことを基に、さらに発展させた内容を学習する教科もあれば、1年生とは違う内容(例えば理科や社会)の学習を行う教科もあります。「難しいなぁ」と感じることがあるかもしれませんが、まずは、一時間ごとの授業を大切にして取り組んでいきましょう。今週は、今年最初のオーガニクスの授業が行われました。昨年度、皆さんが蒔いた麦の種は、いつの間にかグングン成長し、しっかりと実をつけていましたね!!もうすぐすると麦の穂は黄色に色づいてきます。そうなるといよいよ収穫です!!皆さんは昨年度、収穫、脱穀、製粉、そして種蒔きという一連の作業を行いました。自然のバランス、循環の中で私たちも生きています。
オーガニクスの授業を通して、一つひとつの命の尊さと、私たちも様々な生き物によって生かされていることを感じていきましょう。
★オーガニクスの授業開始★
今年度最初のオーガニクスの授業が行われました。オリエンテーションでは堀内先生と谷川先生が、この授業で何を学ぶのかを説明してくれました。堀内先生からは、SDG’sの観点から、私たちが食べているものがどのように循環しているか、図を使って説明していただきました。谷川先生からは、「他の生き物の命をいただいていること」と、「私たちは、その命のバトンを受け継いでいること」がオーガニクスの基底にはあると説明がありました。日ごろ、私たちが口にしているものは、どこから来ているのか。ただ食べるだけでなく、その食物がどのように育ち、どのように加工され、どのような経緯をたどって人の口に入るのか。そしてその食物をどのように次の世代につないでいくのか、ということをオーガニクスの授業では学びます。皆さんはオーガニクス2年目です。1年生の時とはまた違った視点で学んでいきましょう!!
オーガニクスの感想より(抜粋)
授業の後、一人ひとりが当日の感想をまとめてくれました。麦の穂や「ノビル」のイラストを描いてくれた人もいました。
・今年初めてのオーガニクスは、ワークシート作り、循環などのお話、草むしりもしました。今年も明るく楽しく取り組もうと思います。
・食物連鎖や小麦の成長などを学びました。
・谷川先生の話を聞いて、命はすごく尊くて大切なものだということが分かりました。
・久しぶりに畑に行ったら麦が育っていて嬉しかったです。人は命を食べて生きているという言葉が心に刺さった気がしました。
・草をいっぱいひけて良かったし、分からない植物にも出会って良かったです。
★藤棚の藤の花がきれいに咲きました★
桜の花が散ってしまった…と思っていたら、気づかないうちに中庭にある藤棚にきれいな紫色の藤の花を咲かせていました。たとえ人が気が付かなくても、草花はきちんと季節の移り変わりを教えてくれます。初夏が近づいてきたなぁ、と藤の花を見ながら感じました。
★オーガニクス授業風景★
谷川先生と堀内先生によるオリエンテーション
オリエンテーションの後は畑に出て麦の成長を確認し、草引きタイム‼皆さん一生懸命取り組みましたね‼
谷川先生に教えてもらって「スイバ」をかじってみたり、麦をツンツンしてみたり、「ノビル」を探したり…草引きも案外楽しいですね‼
★タケノコ掘りを行いました★
昨日3限目に、中学部恒例の「タケノコ掘り」を行いました。少し雨がパラパラ降る中でしたが、山の中に入れば雨も気にならないほど、皆さん頑張ってタケノコを探索、発見、発掘してくれました!!この後、収穫したタケノコを調理して、みんなで味わうことができればいいなぁ、と思っています。