学校生活|高校

2023/09/20 

高3実践教養 染色の講義

先週の藍の生葉染めに続いて今回は世界の藍染めのこと、そしてファッション界のことなどを染色家の山﨑先生にお話ししていただきました。

藍染は世界各地で行われています。そのやり方や、藍の品種も様々です。日本は藍の葉を乾燥させて、それに水をかけながら発酵させて作る「スクモ」で染めます。

それは神事のようなやり方で、とても神聖な作業のように思えます。しかし、インドやナイジェリアでは足で藍を踏みながら色素を出し独特の伝統的な模様をつけながら染めていきます。

そして、アメリカではジーンズです。昔、丈夫な作業着として出回った当初は生成りの生地で色はついていませんでした。その後、インデイゴで糸を染めて紺色と生成りの糸を交互に織る現在のジーンズの形になりました。

このような話をDVDを見ながら説明を受けました。

先週染めた絹のストールは生徒たちに好評で、授業の中で頭に巻いてみたり、肩から羽織ってみたりとそれぞれ触っていました。同じ畑から収穫した藍で染めたとは思えないほど色に差があるのが不思議でした。

最後に、染色家でクリエーターである山﨑先生の作品も見せていただきました。

とても複雑な技法で、絵画のような作品でした。染色の授業は10月にも行います。

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