礼拝の話

2023/02/15 

2月14日(火) 聖書 詩編 37編 23~24節 音楽科 三浦

昨日の礼拝では、トルコ・シリアでの大地震の被害について、この清和で学ぶ私たちは何を考えることができるのかを考える必要がある、とお話がありました。

小さな活動の積み重ね、弱い小さなわたしたちの1つの思いが、多くの方が生きる希望をとり戻す材料になるのであれば、何か1つでもできることから始めてみたいと思います。

この礼拝の時間は、沈黙の中で自らに向き合い、さらに神と対話する時間ですとも言われました。

いろいろな話に耳を傾け、自分の思いに気づいたり、自分とは異なる考え方に触れたりして、自分の中にあるいろいろな思いがどうあるのか、これから自分は、今日1日をどう生きるのかを考えるための大切な時間として過ごす必要があります。

今朝の聖書の箇所には「主は人の一歩一歩を定め 御旨にかなう道を備えてくださる。人は倒れても打ち捨てられるのではない。主がその手を捉えていてくださる」とあります。

わたしたち一人ひとりは、神さまのことを知ろうと知るまいと、その命が与えられた時から、最後の時まで、神さまはご存じで道を備えてくださっているということです。

わたしたちはさまざまな困難や、自分の思っていない現実に出会うとき、なぜだ、と憤ったり、悲しんでもうこれ以上何もできないと行き詰まったりすることが往々にしてあるように思います。

その出来事を前にして、不平不満をいうこともあるでしょう。そのような時に、この聖書の箇所は私たちに何を教えてくれるのでしょうか。

この詩編はわたしが中学生の時にもらった御言葉カードに書かれていたものの1つでした。その時から、この詩編37編はわたしにとって、折々に読む大切な聖書の箇所となりました。ここに集う一人ひとり、今読んだ聖書の箇所で、自分の心に留まった箇所は違うでしょう。

次に読んでみるときには、きっとまた違う箇所が心に留まることもあるでしょう。

わたしたちが日々、讃美歌を歌い、聖書を読み、この礼拝の時間から学校生活を始めるのは、多くの思いを持つ、一人ひとりが、一人ひとりとしてここに集まり、その一人ひとりとして今日1日を清和で学ぶ仲間として歩むためです。

「主に信頼し、善を行え」

「あなたの道を主にゆだねよ」

「主に望みをおく人は、地を継ぐ」

「平和な人には未来がある」

「主を避けどころとする人を、主は救ってくださる」

多くの御言葉に出会い、今日1日も遠くにある地の悲しみをわたしたち自身の悲しみとし、自分自身の心と周りの人との心を大切にする一人ひとりでありたいと祈りを合わせたいと思います。

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