礼拝の話

2022/02/18 

2月16日(水)聖書 創世記 2章7節 社会科 堀内

中学部で昨日、1年間のオーガニクスの振り返りの授業をしました。

オーガニックとは化学物質のような農薬、化学肥料を使用しないで環境に配慮する農法、と一般的に言われます。

オーガニックな農業は化学物質などの人工物に頼らず畑にあるさまざまな目には見えない生き物も含めて、それぞれが持っている良い働きを生かして、生き物と生き物のつながりを生かして作物を作ることだと思います。

それぞれ生きているものには生態系の中で目的や役割があります。

ある生き物には害虫であっても、ある生き物には益虫であることもあります。

生き物は複雑に絡み合って影響を与えあって互いを生かし、生かされています。

オーガニックな農法はそんな特徴を有効利用して、おいしく安全な食べ物を作るので、すごいなと思います。

有機農法、自然界の有機的つながりが教えてくれることは、決して畑だけのことではなく、私たち人間同士、自然界で生きている私たちにも言えることではないかと思います。

それぞれ一人ひとり大切な存在です。

互いに影響を与えあって生活をします。

人とコミュニケーションをとる時にうまくいかずに傷ついたりもしますし、悲しく泣いたりすることもあります。

逆もまた然りです。

人と有機的なつながりを体験することができたときに、本当に嬉しい体験をすることがあります。

クラス、部活動、家族、いろいろな人と人とのつながりがあります。

それぞれの違いを受け入れ合って、尊重し、生かされる時にとても幸せな時を持つことができます。

私たちには本当に生きるために何かきっかけが必要なのではないでしょうか。

それは、もしかしたら人と自然のつながり、人と人とのつながり、そして神さまとのつながりを感じられる時にあるものかもしれません。

神を愛し、人を愛し、土を愛するなかで、生きるとはどういうことなのか、有機的な繋がりを大切にしていく1日にしたいと思います。

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