礼拝の話

2022/03/07 

3月3日(木)聖書 ローマの信徒への手紙 5章3~5節 数学科 岡村

今年も竜馬マラソンが中止になりました。

中止と決まりましたが、練習は続け2月11日に走ると決めました。

しかし私は2月9日から体調を崩し、その日には走ることはできず、結局大会開催日の2月20日に走ることを決めました。

コースは自宅を出発し、土佐道路を抜け、南北に走る電車通りに沿って南に進み、花街道から再び自宅まで帰る42kmのコースです。

設定時間は5時間30分前後としました。

20kmまでは順調に走りました。

20kmから先は体験したことのない距離です。

不思議なことに20kmから30kmが一番気持ちよく走れました。

そして、花街道を走っていた30kmを越したあたりから急に疲れが出ました。

そこからは、止まったり、走ったり、歩いたりの連続です。

最終的に42.195kmを予定より1時間半遅れの7時間で走りました。

竜馬マラソンなら時間オーバーの人が乗るバスがすぐ後ろに見えるくらいです。

100メートル1分、学校の外周3周を25~26分くらいのペースです。

その日は自転車を乗っている人が押していかないと進まないくらいの強風が吹いており、一度止まるとそこからは「風が強いから」とか「病み上がりやから」と自分への言い訳を探して立ち止まったり、歩いたりでした。

それからは「もうやめよう」「今さら止めれるか」という気持ちの連続でした。

そんなとき、同じコースを走っている人を見たり、その人たちから「ファイト!」という声をもらったりすると元気がもらえ再び走ることができました。

走り終え達成感と安堵の気持ちを噛みしめながら色々と思いました。

大会が中止になったり、体調を崩して走る予定が変わったりしましたが、けれど結果的に大会開催予定日に走り終えることができました。

今回のマラソンを走ってみて高校1年生の冬のことを思い出しました。

寒くて、きつくて練習をさぼった時に先輩に色々言われて、中学校から続けていた好きだった柔道を「辞めます」と言ってしまいました。

売り言葉に買い言葉の勢いと、一時の感情からの一言でした。

それからしばらく練習をさぼりました。

柔道をしていて1番しんどい時期でした。

それでも柔道を辞めなかったのは、友人、先輩、先生からの一言のおかげだと思っています。

今日から学期末試験が始まります。

「もうやめよう」「今さら止めれるか」というマラソンでいう30km過ぎの心境の人も多いと思います。

清和にはそのような心境になったときに自分一人でない、一人で苦しむことはないという空気があります。

しんどい自分に必要な一言をかけてくれる学校です。

今日からゴール目指して先生も生徒もお互い励ましあい一緒に走りぬきましょう。

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