礼拝の話

2022/04/13 

4月11日(月) キリスト教教育週間 1日目 「聖書とは何ですか」 聖書 創世記 1章1~5節 校長 小西二巳夫

今日から5日間、キリスト教教育週間です。

中学1年生と高校1年生だけでなく、2年生、3年生の人たちも新しい年度になります。

そこで毎年、清和が大切にしていることを確かめるための1週間にしています。

今日は聖書についてです。

まず聖書を持ってください。

「新共同訳聖書」と書いてあります。

キリスト教は大きく3つに分かれます。

1つ目がカトリック教会、次が正教会、3番目がプロテスタント教会です。

清和はプロテスタント教会です。

新共同訳聖書は、そのうちのカトリックとプロテスタントが共同で翻訳しました。

それも2回しました。

2回目にした聖書を新共同訳と呼んでいます。

清和は新共同訳聖書を毎日の礼拝や聖書の授業で使っています。

表紙を開くと序文があり、「聖書の原文は、旧約聖書のほとんどがヘブライ語で、新約聖書がギリシア語で書かれました」とあります。

ということは、共同訳聖書はヘブライ語とギリシア語から日本語に翻訳したということです。

この文章からわかるのは、聖書には旧約聖書と新約聖書の2つがあることです。

目次もあり、旧約聖書39巻、新約聖書27巻の計66巻からなっています。

新約聖書の最初は「マタイによる福音書」です。

福音の意味は「良い知らせ、グッドニューズ」です。

一度聖書を閉じて、自分がこの辺りがいいと思うところを開いて読んでみてください。

初めて聖書を読む人もいるはずです。

不思議なのは、聖書はどのページを開いても、そこを読んでいくとハッとする言葉に出会います。

新しい1年を始めるにあたって自分が開いたページの言葉を確かめてください。

そして、この言葉いいなあ、と思う箇所を清和ダイアリーに書いておいてください。

何かあった時に、その言葉があなたを励ましてくれることになります。

聖書には不思議な力があります。

それは聖書が神のことやイエス・キリストのことを書くという書き方ではなく、神とイエス・キリストが一人ひとりに語りかけるという書き方でされているからです。

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