礼拝の話

2023/04/24 

4月19日(水) 聖書 創世記 1章27節・31節 英語科 楢本

今年も毎朝チャペルで聖書を開く学校生活が始まっています。

毎朝のチャペルを聞いていて、この話、良いな、と心に残った言葉は大切な宝物です。

聖書はそれ自体が宝石箱みたいなものです。

どの言葉があなたの宝ものになるのかは人によって違います。

あなたの宝ものを、見つけてください。

創世記には神さまが世界を作られた時、その1つ1つを祝福して創られたと書かれています。

創世記の2章31節には「見よ、それはきわめて良かった」と書かれています。

神さまは私たちを創ってくださって「とても良かった」と言ってくださったのです。

人間は誰でも自分のことを振り返ると、しばしばダメだったことや失敗したこと、できなかったことばかりが思い浮かぶ傾向があります。

でも本当は「あれが悪かった」「これが悪かった」と言い合うことではなく本当に正しい評価をする、つまり良かったことをきちんと見つけて褒める、ということが大切なのです。

『私たち一人ひとりは神さまの作品で、神さまの作品には失敗作はない』という言葉を聞いたことがあります。

私たちは神さまの作品です。

その中に失敗作は1つもありません。

私たち一人ひとりが大切な神さまの作品であって、一人ひとり愛情を込めて大切な存在として創られています。

だから私たちは自分を大切にします。

同時に、周りにいる友たちもみな、神さまに愛を持って作られた存在です。

だから私たちは人に思いやりを持ち、相手を大切にするのです。

聖書には私たちが「神の形に作られた」と書いてあります。

それは「神さまの気持ちが分かる存在として造られた」という意味です。

つまり神さまの愛が分かる存在、人を愛することを知っている、ということです。

だから私たちは人に思いやりを持ち、相手を愛して大切にすることができるのです。

嫌なことやダメだったことを思い出してちぢこまってしまうことなく、この清和で自分自身をしっかり見つめ、自分の良さを発見し、のびのびと成長して行くことができますように。

お互いを思いやり許しあう心を育てることができますように。

この1年の学校生活が豊かに導かれて、わたしたちの間に神さまの平和が満ち溢れますように祈っています。

みなさんは神さまの自慢の作品、その中に失敗作は1つもありません。

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