礼拝の話

2022/05/26 

5月25日(水) 聖書 創世記 1章27節・31節 英語科 楢本

聖書というのは宝石箱みたいなものです。

どの言葉があなたの宝ものになるのかは人によって違います。

あなたの宝ものを、見つけてください。

創世記の1章31節には「見よ、それはきわめて良かった」と書かれています。

神さまは私たちを創ってくださって「極めて良かった」と祝福してくださったのです。

『私達一人一人は神様の作品で、神様の作品には失敗作はない』という言葉を聞いたこと

があります。

この言葉は「大切なきみ」という絵本の主題を表しています。

こんなお話です。

人形の国では人形たちが競争しあっていて、おたがいに欠点を見つけては「ダメダメシール」を相手に貼り付けていました。

ダメダメシールだらけになった主人公の人形は本当に落ち込んでいましたが、ある日自分たち全ての人形を作った人形師に会いに行くことで目を開かれる、という物語でした。

人形師は一つ一つの人形に愛情を込めて作りました。

そこには色々な個性をもった人形が出来上がりました。

人形師にとって失敗作のダメな人形はひとつもありません。

主人公はこの人形師に会いに行くことで自分が大切に愛情を持って作られた存在であることに気づいたのです。

私たちは神さまの作品です。

その中に失敗作は一つもありません。

一人ひとりが大切な神さまの作品であって、一人ひとり愛情を込めて大切な存在として創られたのです。

同時に、あなたの周りにいる友達もみな、神様に愛を持って作られた存在です。

だから私たちは人に思いやりを持ち、相手を愛して大切にするのです。

太陽の光は全ての人に平等に降り注ぎます。

その光を受けて私たちが輝く時、輝き方は一人一人違います。

それが個性です。

だから私たちは人に思いやりを持ち、相手を愛して大切にするのです。

聖書には私たちが「神の形に作られた」と書いてあります。

それは「神さまの気持ちが分かる存在として造られた」という意味です。

つまり神さまの愛が分かる存在だと言うことです。

誰かが携帯電話をかけたくても、もう一台それとつながる携帯電話がなければ通話はできませんね。

私たち人間はこの神さまからの愛の通話を受け取ることができるのです。

人を愛することを知っている、ということです。

だから私たちは人に思いやりを持ち、相手を愛して大切にすることができるのです。

皆さんの間に神さまの愛が満ち満ちますように。

ダメダメシールを恐れることなく、皆さんがのびのびと成長して行くことができますように。

おたがいを思いやり許しあう心を育てることができますように。

皆さんの間に神さまの平和が満ち溢れますように。

皆さんは神さまの自慢の作品、その中に失敗作は一つもありません。

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