礼拝の話

2022/07/11 

7月1日(金) 聖書 ローマの信徒への手紙 15章1~4節 理科 岡村

高知県へ来て14年目になります。高知での生活は充実しており、素敵な県だなと思います。

ですが、高知にきて困ったことの1つに「まぎる」や「のうが悪い」などの方言があります。歴史的な背景により、言葉に違いがうまれますが、言葉の本当の意味を知っていれば、相手に腹を立てることはありません。

受け止め方の違いで、自分で自分をだめにするのか、よくするかは、課題は自分の側にあるのだと気がつきました。私たちは、相手を理解するために、日々教育をうけ、経験を積み、学びます。言葉をしっかり理解できる人になること、言葉をきちんとつかえるようになるためにです。

新型コロナウイルスの後遺症の中に、読めるけど認識できないというものがあるそうです。ポスターの文字は読めるが、意味がわからないという後遺症です。これは、脳の後頭部の血流が悪くなったためこのような症状がでます。

血流が悪くなることは、コロナの後遺症だけでなく起こることがあります。それは、スマホや夜更かし、寝不足、食事をとらないといった不規則な生活からきます。そのような生活を続けていると、相手の言葉の意味を理解できず、変な勘繰りをしたり、誤解したりします。相手の言葉をしっかり受け止めるために血のめぐりをよくしておくことが大切です。

早寝早起き、食事も大切です。そして、それ以外の方法の中の一つに本を読むこともあります。本を読むことによって、言葉の使い方や使われ方にはいろいろあることがわかります。そういえば、本という言葉、ビブロスとはバイブル、聖書のことだそうです。

わたしたちの手元にある聖書を読むことによって、さまざまな言葉があることを知ることができます。そして聖書に書かれた話を知ることによって人間関係をしっかりつくっていくことができます。そう考えると聖書に真剣に取り組みたくなります。その聖書に清和は毎日、朝や帰りの礼拝で触れることができます。

聖書に書かれている言葉に、はっとされます。時には、その時の自分に受け入れない言葉もあります。時には今その言葉は今の自分を見透かされているような気づきを得ることができます。毎日、礼拝で聖書の言葉に触れ、考えることのできる日々に感謝し、わたし自身この時間を大切にして行きたいと思います。

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