礼拝の話

2019/05/21 

5月21日 聖書:テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 5章16~18節 保健体育科 山﨑

皆さんは、毎日「ありがとう」という言葉を何回使うでしょうか。

忙しい毎日の中で、ついつい感謝の気持ちを伝え忘れたり、伝えたけれど気持ちがこもってなかったりすることもよくあります。

言葉で「ありがとう」というのは、簡単なことですが、心から「ありがとう」と伝えている回数は、案外少ないのかもしれません。

今日の聖書の箇所には「いつも喜んでいなさい。すべてのことに感謝しなさい」という聖句が出てきます。

どんな状況に置かれたときも、どんな心理状態のときでも、喜び、感謝するというのは、なかなか難しいことかもしれませんが、学校で体験するすべてのことには、今の私、今の生活にすぐには反映しないかもしれないけれど、何年後、何十年後にきっと役立つことばかりだと思います。

今振り返ってみると、中高生の時、バドミントン部の練習とコーチのお話のおかげで忍耐力が鍛えられたと感謝していますが、当時もっとよく話を聞いていたら、もう少し良い成果を残せていたかもしれない、とも思います。

さまざまな授業や行事、部活動や友だちとの関わりの1つ1つが、未来の自分を支えてくれる経験となります。

少しイライラしたり、不満を抱えたりしたときには、未来の自分のために経験を貯金していると考えれば、1日1日、1つ1つの出来事が楽しく、面白いものになっていき、心から感謝することができるのではないでしょうか。

まずは1日1回を目標に、心から喜び、心から感謝する時間をぜひもっていきましょう。

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